2013年3月9日土曜日

花粉症対策 その2.塩素を取り除いた水をたっぷり飲む。

水を飲むと言う事については、先の投稿である「水を飲むときの注意点」にて詳しく書いてますので、まだ読まれていない方はそちらを読んでいただければと思います。

また、浄水器の選択方法については「水を飲むときの注意点 その2、浄水器を通して、塩素や農薬、水道管や貯水槽に含まれている汚れを取り除いた綺麗な水(浄水)を飲む事。」で書きましたので参考にしてみてください。


今回は塩素と花粉症についてお伝えします。


塩素はたんぱく質を破壊する性質を持つため、細菌などの細胞膜を破壊して滅菌するために水道水に添加させています。

水道水に塩素を混入させる事自体は、公衆衛生上必要な事ですが、この塩素がそのまま体に入ると腸内細菌のバランスを崩してしまう危険があります。

腸は飲食物を吸収する器官ですが、免疫の要でもありますので、腸内細菌のバランスが崩れると言う事は、免疫力が低下する事に他なりません。

東京オリンピックが開催された1960年代の以降、急速に日本各地に上水道が普及しました。
まさにその1960年代に初めて花粉症が確認されて、1980年代に爆発的な勢いで花粉症患者が増えました。
高度成長期における大気汚染や食生活の変化、住居の変化、生活スタイルの変化などその他の原因もあるでしょうが、水道水の塩素だけが全く関係ないとは言えないでしょう。

また、大気汚染が少なくなった現在でも、出産直後の赤ちゃんのアトピーがすでに当然のように発生している事を考えると、水道水の塩素による免疫力低下は大きな可能性の一つと考えられます。
この分野の大規模な疫学調査が行われる事を期待したいところです。


ちなみに、最近普及が進んでいるオゾンを使った高度浄水処理システムですが、この方法で処理した水にも当然塩素が添加されています。
法律で決まっているからです。
高度水処理システムで、カビ臭さはなくらり臭いが少ない美味しい水が各家庭に届くようになりつつありますが、美味しくなっても塩素によるたんぱく質破壊は減りませんので誤解なさらないようにして下さい。


またアトピーの方は特にお風呂でも注意して下さい。
皮膚や髪の毛、頭皮はもちろんたんぱく質から出来ていますので、荒れた肌にさらに刺激が加わります。
シャワーによって発生する遊離塩素を吸い込む事の害も大きいです。
15分間シャワーを浴びて体に吸収される塩素の量は、1リットルの水道水を飲むのと同じ量の塩素を吸収します。

私はアトピーではありませんが、上記の危険性を聞いた後から、塩素を除去するためにお風呂用の浄水器を備え付けております。
お風呂用浄水器については、機会を見つけて改めて記事を投稿しようと思います。


アインシュタイン医科大学の新谷弘実教授も「健康の結論」と言う本で、水道水に含まれる塩素が腸内細菌のバランスを崩すと警告されています。 


花粉症対策 その3.ビタミン、ミネラルを必要量摂取する。>>


<<花粉症対策 その1.効果的な空気清浄機を使用する。


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